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12・16「励ます会」、ありがとうございました
![]() いまお話がありましたように、私がいただいた10万8千票というのは、 誰が見ても恥ずかしくない、普通ならば勝っている票です。 小選挙区になって1回目の選挙が8万8千票、2回目が10万3千票と、 いずれも勝っています。3回目はやり損ねた選挙で、 4回目は小泉バブル選挙ですから参考になりません。 8万8千、10万3千、そして今度が10万8千ですから、 長期的に見ると、伸びています。 ここにご臨席の皆さま方が手を尽くしてご支援くださったその成果が、 間違いなくこの数字に表れているわけです。 そこまでやっていただいたのに落選したのは、ひとえに私の不徳のいたすところで 心からおわびを申し上げる次第です。 自民党では、選挙区支部長が次の選挙の公認候補になるというルールです。 その選任基準は、年齢と惜敗率です。 惜敗率というのは相手に対して何%取ったかということですが、 70%以上の落選者は引き続き次の選挙でも支部長として頑張れということでした。 私の場合は75.9%でしたので、 堂々と次回選挙に向けて福岡3区支部長にさせていただいたわけです。 これも皆さま方のお力添えのたまものです。お礼を申し上げます。 政権が代わったためにどれだけ皆さま方にご迷惑が及んでいるか、 計り知れないものがあります。たとえば私のような者が、 本来ならばこれだけのお力添えをいただいているわけですから 当選していなければいけないわけですが、ふがいない結果になったために いまのような状態になったわけです。この場をお借りして 深く深くおわびを申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。 いまの私はなにをしているかというと、なにもしていないというのが本当は正確です。 先ほどお出迎えをしながら、「久しぶりですね」というお言葉が次々と出ました。 私がまだちゃんとごあいさつ回りをしていないということで、 本当に失礼いたしております。 後援会長に触れていただきましたが、 私は政治家でもありますが、研究者としての気持ちも捨てていません。 国あるいは企業を統治するのを英語で「ガバナンス」といいますが、 「ガバナンス研究所」を設立して、 私自身がその評議員とか理事といった意思決定に携わることは何もしませんが、 そのガバナンス研究所の主任研究員を自分で自分を任命してやろうと思っています。 そして、年2回ぐらい論説集を出版することができればと思っています。 戦前は、国の主権者あるいは統治をする人は天皇陛下と決まっていました。 太平洋戦争後は、国民主権、国民が主人公であるということになりました。 主人公にとってその意に沿うように国を運営していく、あるいは 企業を営んでいくために組織の設計はどうしたらいいのかがテーマになるわけです。 私は、かつて会社法の改正で、ガバナンスという言葉を初めて使って議員立法で 法律を提案したので、この言葉は私が使っていいのだろうと思ったわけです。 また、行政改革をずっとやってきたので、国の主人公である国民の意に沿うためには どう行政の組織を設計していったらいいかということも 私の得手な分野だと思っているので、こういう研究所にしました。 折しも、天皇陛下と中国の習近平(シー・チンピン)国家副主席との会見について 一騒動ありました。今の陛下は、何の権力もお持ちではありません。 そして、誠に厳しく自らを律しておられる、 そして慎みという言葉をまさに体現しておられる存在です。 私も二度閣僚をやらせていただいたので、接触する機会がしばしばあったわけですが 本当に頭の下がる思いです。 厳しく自己を律し、そして慎みということを体現しておられる存在に対して、 不用意な、無神経なことをしてはならないと思っています。 習副主席と会う・会わないというスケジュールの問題がこの間からありました。 宮内庁長官が陛下に代わって、あるいは陛下の存在を代弁する立場ですから、 「内閣の一部局の一責任者」というように小沢さんが思っていたとすれば、 大間違いです。宮内庁長官が自分の意思で言っているのか、 それとも陛下のご意思もあるのか、それは確かめようもないことであるならば 宮内庁長官に言っていることはひょっとしたら陛下に言っていることに なるかもしれないわけです。そうしたならば、統治の責任を分かち合う者は、 自分たちは権力があると、そして権力はないけれども 日本国民の心の中にある内なる陛下というものに対して、謙虚な、それこそ 陛下に負けないような慎みを持って接してもらいたいと思っていたところです。 いくらでもテーマはあります。そのことももちろん大事なことですし、 沖縄のことも大事なことです。日米同盟がおかしくなるということを 8月の衆議院選挙の最中もずっと心配していました。 私が負けたために、あるいは自民党が負けたために、 今のように日米関係が本当に危うい状態になってきているということを おわびしなければなりません。われわれの責任です。 今の政府には、一日でも早く間違いに気づいてもらいたい、 そして少々格好が悪くてもその方針は変えてもらいたいと思うのです。 経済面でもそうです。「事業仕分け」と言ってやっていました。 普通の言葉で言えば、あれは歳出削減です。 歳出削減を体育館のようなところに何百人も集まってやった結果、6,800億円しか 出てきませんでした。 私がかつて行政改革の自民党の本部長の時に、本部長の部屋に各省を呼んで、 同じようなことをやったのです。数人の仲間が手伝ってくれましたが、 3日間で、1兆6,000億円の削減をしました。それには知識と勇気が必要なのです。 そういうことをやりながら、しかしながらこの国の経済が心配な状況になっています。 不況といっていい状態になっています。 それに対してどうするのかという答えを早く示さなければいけないと思っています。 無駄なことはやってはならないけれども、 全体としては財政出動をしなければいけない時期です。 そういう意味で、一日も早く国政の場に復活をしたいと思います。 国のために、各界の皆さま方のために果たすべき役割を果たしたいという気持ちで きょう、この場に立たせていただいております。 大変な困難な時代を迎えています。そういう中で、先ほどのお言葉にありましたように 真摯に頑張ってまいります。再起を期して真摯に頑張ってまいります。 なにとぞこれからも皆さま方からの温かいご指導とご支援を 改めて心からお願いをいたしまして、ごあいさつといたします。 ありがとうございました。 |